8月研修 認知症ケア研修・ポジショニング研修

皆様 こんにちは~ いこいの郷 Sです😀
今月は、8月17日、20日 認知症ケア研修とユニットでのポジショニング(転倒防止)研修を行いました。
認知症ケアでは・認知症の理解、認知症と診断されるまでの過程(MCI、軽度認知機能障害)を理解し、認知症状、中核障害、周辺症状を事例をあげながら基本知識を学びました😊

認知症ケアの1例を紹介します。

認知症とは脳の細胞が死滅したり働きが悪くなり、記憶力や判断力が低下する症状です。
      『認知症』は病気ではなく、特有の症状を示す状態を表す言葉です
認知症症状が出て病院にて診断をされるまでには段階があります。          歳はとっても心は乙女?そっぽ向いてほっぺをぷくっと脹らませてぷんぷん怒る老人(おばあちゃん)   アルツハイマー型認知症?考えこむ女性高齢者(おばあちゃん)嫁姑問題勃発か!?わきあがるイライラをおさえきれないおばあちゃん
健康な脳 → MCI(軽度認知障害) → ●●認知症(アルツハイマー病)など。       
そしてMCI(軽度認知障害) 健忘型 ・ 非健忘型 の2種類があります。
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認知症状を引き起こす病気、代表的なもの4つがあります。

① アルツハイマー病(アルツハイマー型認知症) ②脳血管性認知症 ③レビー小体型認知症 ④前頭側頭型認知症 など

認知症ケアは虐待につながる事例もあるため、不適切なケアを防ぐための理解も同時に行いました。
今後、ご利用者様、入所者様に重ね合わせ、なぜ?と思い、問題行動ではなく、その理由を考え、その方を理解し不安にさせないケアを行っていきます。

 


ポジショニング研修
転倒事故の予防策、職員の位置、場所、所定の位置、姿勢、構えの理解、特別養護老人ホームでの要介護3以上の入所となっているのか?法律の理解
野球のポジションに例え位置を伝える、声をかけあう、全体を見渡せる位置にいるなどを念頭におき転倒予防ができるように皆で確認しました。

野球の監督の言葉を引用

S学院 S監督
「チームであり、組織であり、共同体ですから共同体を歩んでいるトップ、組織の考え方に融合できる人じゃないと土俵の上に入って来れない。協調性があって、人の話をよく聞けて組織が動いている、その集団の存在の意味を良く理解して、そこで自分をしっかり適合させていこうという真摯な気持ち、謙虚な気持ちを持っている人間じゃないと呼吸が合ってこないと思う」


H高校 S監督
「よく『ほうれんそう』(報告、連絡、相談)と言いますけど、うちは『ほうれんそうかくかく』と言っています。
 報告、連絡、相談のあとに確認、再確認しなさいと」

本当に私の大好きな言葉です。
野球も介護の仕事も共通することがたくさんあります😊
だからこそ予防を行うことを、意識することが本当に大切だと感じています。
各ユニットでの行動を振り返るためにワークを行いました😁
参加者皆で・

① 職員の位置(自分:ユニット内)
② 場所(ユニット内いるべき場所)
③ 所定の位置(誘導時やリビング内)
④ 姿勢(仕事に対しての姿勢)
⑤ 構え(仕事前や・事前に行う等心構え)
を全員に発表し、最後に全員で安全に全体を見守れる場所、誘導時の転倒リスクのあるご利用者様の優先順位等話しを統一を行いました。

 

 

 

 

 

今回の研修は、認知症ケア→不適切ケア防止→ポジショニング研修を皆で理解し、職員からは「脳がパンパン」と笑顔で話しがありました。

研修を通じ 1つづつ、1歩づつ 学びを増やし、ご利用者様、入居者様が安心してご利用したり、生活ができるように職員皆で進みたいと思います😁

来月9月は・・・接遇・マナー研修になります。